世界自然遺産のドロミテは山域が広いので、高級山岳避暑地 コルティナに1週間、歴史的建造物の多く残る古都 ボルザーノに1週間滞在し、スイス・フランスとは全く違う景色や食を楽しみました。

標高1200㍍に位置するドロミテ東部のコルティナは街に居ながら森林限界を超えた三千㍍の山々の景色を楽しめます。一時期はハプスブルク家の領土で、イタリアのサヴォイ家、デンマーク王室の方々も夏の避暑 冬のスキーに通った高級リゾート地。


7月中旬でも朝方は寒く、バス移動中に前夜の雪が残る山間を通る事も有りました。中世の雰囲気を残すミズリーナ湖。


アルぺテ シウジは周囲が谷で他の集落とはロープウェイで結ばれ、村内の主な移動は馬車か電気自動車。食事や昼寝中の牛の間をのんびりお散歩し 草の香りや移り変わる景色を楽しみ、山小屋でアルコールや郷土料理の昼食やお手製ケーキを味わいます。


4人乗りリフトと、定員2名立って乗るゴンドラで3000㍍のクリスタッロ山へ。山頂に魔物が居るからそれを治める為に西洋では十字架を山頂に、日本も祠が有るけど発想が全く逆な事に驚く!山小屋のトイレにこのセンスは本当にオシャレ☝


観光を兼ねたコルティナ→ボルザーノ移動。修道院のワイナリーで見学と試飲と購入。星付きレストランを辞めてチーズ加工工房を開き、シェフが買いに来るチーズの専門店で試食と購入。現地でしか味わえない食の文化と伝統にふれた素晴らしい1日✨


快晴の朝一バスは常に満席のドロミテ1の観光スポット!イタリア人が1度は行きたいトレ チーメ(ドイツ語でドライチンネ)はロッククライマーにとっても憧れの山塊。クライミング用語にイタリア語が多いのは、昔からクライマーのすそ野が広いから。


ボルザーノからゴンドラで高台へ、更にローカル鉄道でカッパドキアへ☝不思議な景色に見とれた後は 地元の人お勧めレストランでポルチーニ茸のパスタやミラノ風カツレツ、更にハウスワインが美味しくて安い!!皆さん1本ずつお土産にお買い上げ。


登山家メスナーの故郷で有名なフネス渓谷は圧巻の景色✨こんな暮らしがあるなんて・・地球は凄い星!郷土料理のグラーシュは牛の煮込みと豆や穀物で作った添え物。絶景を見ながら初めての味を堪能。最高の贅沢!!


オーストリアのチロルを歩く為、1人インスブルックへ。1500年に作られた黄金の小屋根、外壁の細かな装飾や色使いなど中心地は見所沢山で、観光地でよく見る大道芸の人もいた。昼食は牛の煮込みとニョッキでどちらも塩が効いてた。


インスブルックから始発で移動🚃🚃モニターは停車駅と時刻が表示され、景色や珈琲を楽しみながらの電車は一人「世界の車窓から」。大きな駅以外は線路と駅に段差や階段が無くとてもスッキリ。南下する程 気温や湿度が上がり いよいよベネチア😃


最後はベネチア観光4日間。お洒落なヨーロッパや水の都は私に関係ないと思っていたけど 人生何があるか分からない。今回の旅に参加してくれた皆様、手配で関わった多くの方々、親切にしてくれた現地のみなさん、本当にありがとございました!