膠を旅する。

膠は煮皮から、動物の皮や骨や内臓を煮出し不純物を含む物が膠、不純物を取り除き精製した物がゼラチンで、日本画や建築物や楽器などの接着剤として使われる伝統的な素材。魚の浮袋から作るニベと言う膠は接着力が強く他人との親密関係を意味する様になり、無愛想な様子をにべもないと言うのはここから。また面白い本見つけちゃった!

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コメント: 1
  • #1

    nosugar (火曜日, 17 8月 2021 12:17)

    膠が煮皮から来ている!?私って何も知らないということをつくづく感じる今日この頃…(^_^;)
    小布施の岩松院で北斎の鳳凰図を見た時、こんなに年月が経っているのに、この鮮やかさは何だ!!とビックリ。顔料だけでなくいい膠が使われたのね、きっと。
    それにしても動物の肉を食べたら皮まで余すところなく使う。スゴイな、日本の文化(◎o◎)